私はこの3年間京都市会議員として京都市の変革に努力して参りました。私もかつては衆議院議員として働いていたこともありましたが、昨今の中央政治の貧困さをみるにつけ、日本は地方からしっかり建て直すしかないと痛感しています。地方こそ現場であり、多くの優れた現場での問題解決の積み重ねが全国に波及し、日本全体を変えていくのではないでしょうか。
かつての明治維新は「上からの改革」でありましたが、21世紀の高度情報社会では「下からの変革」が正しいのではないかと感じています。未だに多くの方々は、国政が日本の構造改革を推進していくと思われているようですが、私には国政は虚構の世界になっているように映ります。地に足をつけた現場主義を徹底するなかで、個性的で創造性あふれる地域社会が生み出されていきます。それらが大河となって日本の構造改革を推し進めていくのだろうと予感します。
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