厚生労働副大臣に就任しました

【写真】塩崎大臣を囲んで新出発

【写真】塩崎大臣を囲んで新出発


 この度の第三次安倍改造内閣にあたり、厚生労働副大臣を拝命し、医療・薬務・介護・福祉の分野を担当することになりました。

 平成5年に私が銀行を退職して政治家を志しましたのは、善良な庶民・大衆が、平和で幸福に暮らせる社会を創るためであります。この間落選という大きな試練も経験しましたが、日本政治の再構築を諦めるわけにはいかないという思いで今日まで参りました。

 図らずも今回の大任を拝し、その職責の重さに身の引き締まる思いです。もとより浅学非才ではありますが、少子高齢化が急速に進展する中、国民が安心して生活できる活力ある社会を実現するため、全身全霊を傾けて職務を遂行する所存でございます。

 安倍内閣においては、強い経済、子育て支援、社会保障を柱とする「新・3本の矢」を発表しました。雇用を増やし、しっかりと所得を増やす。成長戦略を実行し、国民の皆さんが真に実感できる経済の好循環を続けていくことを目指しています。

 そのためにも、老若男女すべての国民が、生き生きと活躍する「一億総活躍社会」の実現に向けて、厚生労働行政を進めて参りたいと思います。

 喫緊の課題として、安心の介護体制を作り上げることが重要です。親などの介護で仕事を辞めざるを得ない介護離職者は年間10万人前後で推移しており、これらの人々の知識や経験を無駄にすることは社会全体としても大きな損失です。「介護離職ゼロ」を目指して、施設整備などに重点的に取り組んで参ります。

 本年、厚生労働省においては、「医薬品産業強化総合戦略〜グローバル展開を見据えた創薬〜」を策定しました。地元の大学であり、私の母校でもあります京都大学が世界に誇るiPS細胞による治療・創薬が進むよう全力で応援したいと思います。

 そのほか課題は山積でありますが大臣をしっかりと支え、「安心・信頼・希望」の厚生労働行政の構築に向け邁進する決意でございます。府民の皆様には一層の御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。

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