【2015/3/27公明新聞】新公文書館の建設早く 安倍首相へ要請

【写真】安倍首相に申し入れる竹内氏ら=26日 首相官邸

【写真】安倍首相に申し入れる竹内氏ら=26日 首相官邸


 超党派の国会議員でつくる「世界に誇る国民本位の新たな国立公文書館の建設を実現する議員連盟」は26日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に対して新たな国立公文書館の建設実現に関する要請を行った。公明党から同議連幹事の竹内譲衆院議員が出席した。

 席上、議連側は、「公文書は健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」と強調。18世紀から近代的な公文書制度を発達させてきた諸外国と比べ、「日本の国立公文書館の現状は施設・機能のいずれの面でも著しく見劣りすると言わざるを得ない」と訴えた。その上で、@ 衆参両院の議院運営委員会に、新たな国立公文書館の建設を検討するための小委員会を早急に設置 A 新たな国立公文書館の建設用地について、衆院の小委員会で今国会の会期中をめどに結論を得る B 政府は予算要求など必要な措置を講ずる――の3点を求めた。

 安倍首相は前向きに検討する姿勢を示した。

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