 【2014/5/9】金商法、保険業法の改正案が可決 衆院財金委 |
【写真】金商法改正案についての附帯決議の趣旨説明を行う竹内氏
衆院財務金融委員会は9日、政府提案の金融商品取引法改正案と保険業法改正案の2法案について質疑と採決を行い、賛成多数で可決した。
金商法改正案は、クラウドファンディング（インターネットを通じて多数の者から少額づつ資金を集める仕組み）を取り扱う業者に係る規制の整備等について所要の改正を行うもの。一方、保険業法改正案は、保険の募集形態の多様化が進展している状況を踏まえ、保険募集人の体制整備義務の創設等、所要の改正を行うもの。
金商法改正案には、自民党、公明党、民主党の共同による附帯決議が提案され、代表して竹内譲氏が趣旨の朗読を行い、賛成多数で可決した。
附帯決議では、クラウドファンディングについて、悪質業者による投資家被害を防止するため、適切な投資家への情報提供や、電話・訪問による勧誘を禁止するなどの措置を講ずるよう政府に要請した。
また、総合取引所についての規制・監督を一元化する改正金商法が本年3月に施行されたことを踏まえ、総合取引所の早期実現に取り組むように求めた。
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