欧州調査報告1(英国・ロンドン編)

  8月18日から23日にかけ、英・仏・独の経済財政政策や欧州債務問題への対応、消費税問題などを調査するため出張して参りました。報告書は54頁に亘りますので、ここでは国ごとに概要のみ報告します。なお、一回の会議時間は1時間。

  マイク・ウィリアムス英国財務省税制担当局長との会議では、英国の付加価値税制(消費税制)の概要や複数税率の対応について説明を受けました。英国では、食料品や子供服はゼロ税率となっています。また、ロンドンの百貨店においては複数税率の事務コストについて意見を聴取しました。(写真①)


【写真@】マイク・ウィリアムス英国財務省税制担当局長と会談

【写真①】マイク・ウィリアムス英国財務省税制担当局長と会談


  マーク・フィールド下院議員との会議では、キャメロン政権の経済政策や成長戦略、また英国とEUの関係などについて聴きました。(写真②)


【写真A】マーク・フィールド下院議員と会談

【写真②】マーク・フィールド下院議員と会談


  イアン・マカファーティ英国中央銀行理事との会議では、英国の財政政策と金融政策の在り方について聴取。日本に対し、デフレ脱却や賃金上昇のためのアドバイスも頂きました。(写真③)


【写真B】イアン・マカファーティ英国中央銀行理事と会談

【写真③】イアン・マカファーティ英国中央銀行理事と会談


  その他にも在英日系企業の幹部の方々から、英国の経済情勢や日本の経済政策に対するご意見も頂きました。




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