衆院文部科学委員会の閉会中審査で答弁

答弁に立つ竹内財務大臣政務官=24日

【写真】答弁に立つ竹内財務大臣政務官=24日

 衆院文部科学委員会は24日、大阪市立桜宮高校での体罰問題を受けて、閉会集審査を行った。

 自民党の馳浩議員は、昨年12月の総選挙により、予算編成のスケジュールが遅れており、政策的経費の執行に影響が出るのではとの不安に対して、財務省の見解を求めた。

 竹内財務大臣政務官は、来年度予算の早期成立に尽力すると述べるとともに、仮に暫定予算が必要となった時には、「既定施策に係る経費について、行政運営上必要最低限の金額を計上する」と答弁した。

 また、馳議員は、今後の学校現場の教職員の配置についての財務省の見解を求めた。

 竹内政務官は、子供当たりの教職員数を維持する方針を述べた上で、少子化で生じる予算については、むしろ、教育の質の向上や外部人材の活用への重点投資に充てるとともに、国、地方を通じた財政健全化につなげることを検討すべきとの財政制度審議会の考え方を説明した。








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