【2012/8/29公明新聞】公債法案 与党単独での衆院通過は「党利党略」

反対討論を行う竹内氏=28日 衆院本会議

【写真】反対討論を行う竹内氏=28日 衆院本会議

 赤字国債発行に必要な特例公債法案は、28日の衆院本会議で、与党の賛成多数で可決された。

 反対討論に立った公明党の竹内譲氏は、衆院財務金融委員会で、同法案の地道な審議が続けられていたにもかかわらず、急に採決が強行されたことに言及。「これは明らかに、衆院選挙制度改革関連法案と連動した党利党略の政局的行動だ」と指摘した。

 さらに、同法案が参議院で成立する見通しもなく、否決された場合は、市場に与える影響が極めて大きいことなどに言及し、野田政権に対し「思慮が足りない」と強く批判。

 「今の民主党には日本を統治する情熱と判断力と固い意思がないことが明白になった」と糾弾した。








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