平成15年11月〜12月議会報告


「平成16年度京都市予算要望」を「ますもと京都市長」へ提出




 私は、現在公明党の政策審議会副会長をしています。その私が中心となり、来年度の予算要望をとりまとめ、昨年12月15日「ますもと京都市長」へ提言致しました。要望項目は全部で148項目にのぼりますが、その中でも特に、以下の項目について強く要望致しました。

・ 京都の厳しい経済状況を踏まえ「小規模事業者に対する新たな融資制度の創設や代表者本人の保証の免除も含めて、無担保・無保証制度の拡充」を図ること。
・ 京都の文化力高揚を図る「京都市文化芸術振興条例」の策定。
・ 近時の凶悪犯罪の多発に鑑み、誰もが安心して暮らせるまちづくりのため、新たな「生活安全基本計画」の策定。
・ 京都市独自の「ごみ出しシステム」の導入を含め、市民のごみ減らし運動の展開。
・ こどもたちが自主的に読書活動を行うことができるための、「読書活動推進計画」の策定。
・ 「国際長寿モデル都市・京都」をめざし、高齢者の健康増進運動を各区、各学区において具体的に進めること。
・ 市バスの利便性向上のために民間活力の導入やコミュニティバスの工夫を進めること。

 さらにこれらついては、議会質問の中でも取り上げたところ、「ますもと京都市長」はほぼ実現を約束して頂きました。


イラン大地震の救援募金活動



 去る1月4日、四条河原町にてイラン大地震被災者のための救援募金活動を実施致しました。この募金は日本赤十字社を通じて、現地の方々へ間違いなくお届けします


マニフェストがすでに実現!!

「女性総合外来の創設」



 京都市民病院では、女性特有の病気などに対応するために、女性医師と女性スタッフだけから成る「女性総合外来」を設置しました。これまで女性患者の要望が強く、公明党が早くから提案していたものです。予約がすぐに一杯になるほど盛況です。また開始早々、乳がんや大腸がんの早期発見例があるなど期待以上の効果が出ています。

「児童手当の拡充」
 自民党と激しい攻防の末、公明党は子育て支援の一環として、平成16年度から小学校3年生まで児童手当が支給されることになりました(従来は6歳まで)。京都市でも平成16年4月から各区役所で手続きが開始されます。詳しくは市民新聞などに掲載されますのでご安心ください。

「税金の無駄遣いを改革」
 〜「公務員の市バス・地下鉄フリーパスの廃止。公務員の通勤定期券を1ヵ月から6ヵ月に切り替え。」
 本年4月からのこの改革実施によって、京都市では年間約6千万円の節約になります。このように公明党は着実にマニフェストを実現に移しています。

上京区の御車会館跡地に「バイオベンチャーの拠点」を創設
   
 平成14年6月に策定した「京都バイオシティ構想」の具体化として、上京区の京極学区内で、鴨川近辺の同地に建設が決定致しました。これは、私が財政総務委員長として京都大学と連携して進めてきたプロジェクトであり、起業家やベンチャー企業のための研究開発室やオフィス、会議室、交流スペースなどを設ける予定です。敷地面積は約2,200u、総工費は23億円。地元の活性化に役立つ施設にしてまいります。

成逸小跡地に「北総合養護学校」を創設
   
 私と地域の方々、京都市との長きにわたる調整と話し合いの結果、昨年12月24日にようやく竣工の運びとなりました。この学校は「全国初の総合養護学校」で、障害種別の枠を超え、ひとり一人の教育的ニーズに応じた、より高い専門性に基づく教育を実施します。また本人、保護者、学校が話し合って創る個別の指導計画を基にした学習を進めます。さらに、地域の養護育成教育相談センターとして地域とともに歩む学校です。平成16年4月開校予定です。

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