議会報告

平成15年5月市会報告

 統一選後最初の5月議会では、主に次のような公約・政策が実現しました。


乳幼児医療費助成制度を拡充

 3歳から小学校入学前までの幼児に対し、入院は無料となり、通院は月額8千円を超える部分については無料化することを決定致しました。9月からの実施予定です。これまではゼロ歳から3歳未満の乳幼児について、入院・通院ともに無料となっていました。
 長年にわたる多くの市民・府民の署名活動や請願・陳情にもとづき、今回坂口厚生労働大臣のもと、公明党が中心となって実現致しました。

小学校1、2年生に35人学級の実施

 子どもたちひとり一人に応じたきめ細かな学習を実現するために、平成15年4月から新たに小学校1年生で35人学級をスタートしました。平成16年4月からは2年生まで拡大します。そのため小学校の先生の採用を京都市単独で大幅に増やします。
 教育長出身の桝本京都市長のリーダーシップと公明党など与党の努力により実現しました。

京都市仁和老人デイサービスセンター・京都市仁和在宅介護支援センターの9月オープンが決定。

 仁和小学校のすぐ北側です。仁和学区の皆さん喜んでください。

中学校給食の全校導入が実現

 平成15年度4月から全校で「おいしく、楽しく、魅力ある」中学校給食が実現しました。育ち盛りの中学生の栄養を十分に補給します。家庭からのお弁当と給食を選択できます。事前予約制度になっています。働くお母さん方のために、公明党が十年来努力してきたことがようやく実現しました。

市民参加推進条例を制定

 政令指定都市で初めての制定です。これは議会による代表民主制を補完するものとして、市民の市政参加を強めていこうというものです。あらゆる政策・施策に市民のパブリックコメントを求め、またワークショップや審議会への市民参加を拡大していく内容となっています。しかしこのような直接民主制に参加できる市民は限られており、またそれだけで民意を判断することも十分ではありません。民主主義の基本はやはり政党を中心とした議会制度にあると考えます。そこで我々政党としては、様々なご批判を踏まえ、さらに多くの市民の意見を吸い上げ、市民とともに市政を作っていくシステム構築を図る決意です。

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