夏季研

 8月6日、公明党の山口那津男代表は、山本香苗、石川博崇、伊藤孝江、熊野正士の各参院議員と共に、京都市内で開かれた党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)の夏季議員研修会に出席し、あいさつした。

山口代表は、参院選の大勝利に謝意を述べ、「次はネットワークの力をより強くしていかなければならない。日常活動を強化し、議員力を高めよう」と強調。また、党青年委員会が推進した若者向け政策アンケートに触れ、「地域特有の課題について若い支持者を引き付けるための運動を実践してほしい」と述べた。

一方、2日に政府・与党が決定した経済対策については、「3年半のアベノミクスの成果で税収が伸びた。この経済成長の成果を分配に生かすことができる」と指摘。公明党が強く主張していた年金の受給資格取得に必要な期間を25年から10年に短縮する無年金者対策も盛り込まれたとして、「秋に関連法を改正する見通しになった」と報告した。

さらに、来年も年明け以降、大型の統一外地方選が相次ぐと述べ、「一つ一つの戦いに勝利して、党の足腰を強くしていこう」と呼び掛けた。

これに先立ち、竹内府代表は「希望がゆきわたる国づくりへ総力を挙げる」と力説。山本さんは、介護・保育の環境整備などに触れ、「公明党は約束を一つ一つ実現していく」と強調し、石川、伊藤、熊野の各氏は参院選での支援に感謝を述べた。

京都大学の柿原浩明教授が、「社会保障の充実と財源問題」をテーマに講演した。


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