【2014/2/17公明新聞】「結党50周年党員大会」を開催 党京都府本部

【写真】党員大会で活動報告した佐藤さん(前列右端)、藤野さん(同左隣)らと懇談する井上幹事長=16日

【写真】党員大会で活動報告した佐藤さん(前列右端)、藤野さん(同左隣)らと懇談する井上幹事長=16日


 公明党の井上義久幹事長は16日夜、京都市下京区内で開かれた党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)の「結党50周年党員大会」に来賓らと共に出席し、日頃の地域活動などに感謝を述べ、「公明党は国民生活、日本の将来に責任を持っていく」と訴えた。

 講演で井上幹事長は、自公連立政権の経済対策で景気が回復傾向にあることを受け、「賃金アップや設備投資の拡大で経済好循環を生み、閉そく感を打破していく」と強調。さらに東日本大震災から3年を迎えることを踏まえ「風化と風評被害という"二つの風"と闘う」とし、復興加速へ決意を述べた。

 また、井上幹事長は集団的自衛権など安全保障をめぐる議論に関連して、「国民、国際社会の意見を聞き、国民的な合意をつくるのが公明党の役割だ」と述べる一方、公明党のネットワークの力について、「党員が地域の課題を議員につなぐからこそ生かされる」と力説。「党員あってこそのネットワークの力であり、これが誇りだ」と述べ、「衆望を担うため議員が力をつけていく」と決意を訴えた。

 これに先立ち、竹内府代表は京都における公明党の歴史に触れながら、「京都から新たな大衆運動を巻き起こし、真に国民のための政治を実現するために全力を尽くしていきたい」と力説した。

 井上教子府機関紙推進委員長(京都市議)が「府本部挙げて『分会10ポイント』の目標を必ず達成しよう」と呼び掛けた後、党員の佐藤順子さん(第1伏見支部)と藤野照雄さん(亀岡支部)が活動報告を行った。

 佐藤さんは「地球の命よみがえれ」と題した紙芝居を作製し見せることで、38人の公明党のサポーター(支持者)づくりにつながったことを紹介。藤野さんは趣味の油絵を通し小学校に招かれて教え、文部科学大臣賞の受賞者を輩出できたことなど地域貢献に取り組む模様を語った。

 一方、来賓の山田啓二知事は「安心できる平和な日本へ公明党が大きな役割を果たしていただきたい」と期待を表明。門川大作京都市長は「公明党の政策立案力、実現力を高く評価したい」と述べた。


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