【2014/1/8公明新聞】デリー・ムンバイ 大動脈構想で要望 党訪印団に公社CEO

【写真】カントCEO(左端)と懇談する山口代表ら=6日 ニューデリー

【写真】カントCEO(左端)と懇談する山口代表ら=6日 ニューデリー


 【ニューデリー6日=西田義光】公明党訪印団の山口那津男代表、竹内譲、岡本三成両国際局次長(ともに衆院議員)は6日午前(日本時間6日午後)、ニューデリーでデリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)開発公社のアミターブ・カントCEO(最高経営責任者)と会い、懇談した。

 DMICは、インドの首都ニューデリーと商都ムンバイを結ぶ貨物専用鉄道の敷設などを柱とする日印共同の地域開発構想。日本は円借款などで積極的に推進している。

 会談の席上、カントCEOは「インドのGDP(国内総生産)を増やしていくには製造業がカギを握る。製造業(の成長力)を高めていくことが成長のカギであり、それには日本の協力が重要だ」と強調。さらに、「日本の経済成長を担ってきた主要な企業の力と経験、技術を生かすことによってインドで経済成長を達成することができる」と訴えた。

 一方、山口代表らは同日午後(日本時間同日夜)、ニューデリーでインド工業連盟の代表者と懇談し、日本企業のインド進出を後押ししていくための方策などについて意見を交わした。


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