【2012/6/13公明新聞】「新しい防災拠点に」城陽市内の採石場を視察

公明党の竹内譲京都府本部代表(衆院議員)は5月28日、採石を行う地域の振興策などを探るため、京都府城陽市内で近畿砂利協同組合(吉川武男理事長)の関係者と共に、現地を視察し、意見交換を行った。

採石場を視察する竹内氏ら=城陽市

【写真】採石場を視察する竹内氏ら=城陽市


これには、党城陽市議団(藤城光雄団長)も同行した。

竹内氏らはまず、同市青谷地域にある採石場を訪れた。この採石場の一角には、整備が進む「木津川右岸運動公園」(仮称)と、新名神高速道路の建設予定地がある。

対応した同組合の関係者は、採石場の立地条件について、近畿地方の各地だけでなく、名古屋市にもヘリコプターで約1時間内に駆け付けられる場所にあることを強調し、近くには国立病院や自衛隊の基地もあると説明。その上で、こうした"地の利"を生かし、「採石場跡地に非常用の医療用品などを備蓄する倉庫を設置できれば、防災拠点にできる」と話した。

この後行われた意見交換で、関係者は、新名神高速道路が2023年度に全線開通する予定だとし、建設整備計画の中に地域活性化策を盛り込むよう求めた。

竹内氏は、住民の防災意識の高まりや、地理的条件などから、「広域防災拠点にもできる」として、採石場の有効な土地利用ができるよう、検討する意向を示した。





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