【11.7公明新聞記事】藤井京大教授が講演 党京都府本部文化フォーラム

公明党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)は6日夜、京都市下京区内で文化フォーラムを開催。藤井聡・京都大学大学院教授が「強く『しなやか』な国を目指して―超巨大地震の連動に備えて」をテーマに講演した。

党京都府本部の文化フォーラムであいさつする竹内氏=6日 京都市下京区

【写真】党京都府本部の文化フォーラムであいさつする竹内氏=6日 京都市下京区

 フォーラムでは、初めに竹内府代表があいさつに立ち、東日本大震災からの復旧・復興を公明党がリードしていることを強調。その上で、「防災・減災の国づくりは、内需を拡大させ、経済回復にもつながる」と訴えた。

 続いて藤井教授は、過去2000年間、東日本太平洋側で発生したマグニチュード8以上の四つの地震のうち、すべてが首都直下型地震と連動し、三つが東海・東南海・南海地震と連動していることを指摘。「日本を強靱化させるための確かな国土計画が不可欠」と述べ、(1)首都の中枢機能の耐震補強を進める(2)首都圏・太平洋ベルトの都市機能を日本海側に移転させる―などの考えを示した。

 最後に津田早苗党府文化教育局長(京都市議)があいさつした。





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