【2.13公明新聞記事】地域から日本変える 山口代表が京都市で街頭演説会

公明党の山口那津男代表は12日、関西入りし、統一地方選で最激戦区を数多く抱える京都、大阪、兵庫を相次ぎ訪れ、絶大な支援を呼び掛けた。

【写真】絶大な支援を訴える山口代表と竹内府代表ら=12日 JR京都駅前

 山口代表は、「今春の統一地方選は、地方から国や世界を変える突破口になるかどうかの分かれ目になる極めて重要な選挙だ」と強調。「民主党のような地域に根っこのない国会だけの政党では力が弱く、地方だけの政党では、幅広い連携ができずに限界がある」と指摘した。

 その上で、地方自治体の政策が広がり全国に導入された子宮頸がんワクチン接種の公費助成や、府県を越えて共同運航が実現したドクターヘリなど公明党の実績を紹介。「国と地方が足並みをそろえ、縦と横のネットワークとチーム力で政策を実現し、住民の願いをかなえる力があるのは公明党だけだ」と力説した。

 一方、山口代表は、民主党がマニフェストに基づく年金制度改革の具体案を一向に示さず、(党外の)与謝野馨経済財政担当相に政府案の作成を委ねていることについて、「(民主案を)出さずじまいでごまかそうとしている」と厳しく批判。また、外交関係でも米国や中国、ロシアなどとの摩擦や不和が続いているとして、「まるで、隣近所でトラブルばかり起こし、カネ遣いが荒く借金を重ねる"ぐうたら亭主"だ」と強調。「こんな政権は、さっさと国民の手で追い出そう」と力説した。

 さらに山口代表は「公明党は地方議会改革の先頭に立ち、政策を創造する政治を行う」と強調。定数や議員報酬の適正化など身を切る改革や、議会基本条例の制定にも全力を挙げる考えを示した。

 京都市下京区のJR京都駅前での街頭演説には、党京都府本部の竹内譲代表(衆院議員)が、府議選に挑む林まさき府議、こかじ義広党府地域政策委員長や、京都市議選に臨む青野ひとし党府中小企業局次長をはじめ、井上のり子、吉田たかお、ひおき文章の各市議と参加した。


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