羽田のハブ化進める 新国際ターミナルを視察

公明党の国土交通部会(長沢広明部会長=参院議員)と地方航空路線問題対策委員会(大口善徳委員長=衆院議員)は22日、開業1カ月の羽田空港新国際線ターミナルなどを視察した。斉藤鉄夫幹事長代行、竹内譲国土交通部会長代理らが参加した。

【写真】管制塔から滑走路を見学する竹内氏ら=22日 羽田空港

一行はまず、全4本の滑走路が見渡せる管制塔から航空機の離発着の模様を見学。国交省の担当者から、風向きに応じ滑走路の運用法を変えていることなどの説明を受けた。

続いて新ターミナルへ移動し、江戸の情景を再現した商業施設などを見て回った。開業後の様子について経営責任者は「当初の予想を超え、平日は1万5000〜2万人、休日は5万〜6万人の搭乗客や見学者でにぎわっている」と説明した。

また一行は、障がい者に優しいユニバーサルデザインの一環で、大きな車輪を取り外せて機内の座席まで使用できる車いすを導入したとの紹介を受けた。

視察後、斉藤幹事長代行は「成田空港との一体運用で、ハブ(拠点)空港化を進めていきたい」と話した。

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