【4.2公明新聞記事】JAL再建の課題探る=関係者と意見交換=

公明党国土交通部会の竹内譲部会長(衆院議員)らは1日、日本航空(JAL)再建問題の課題を探るため都内の同本社と全日本空輸(ANA)本社で関係者と意見交換した。

【写真】羽田空港の新管制塔を視察する竹内氏

 JAL側との意見交換では、同社への1兆円の公的資金投入以降、依然として経営状況は厳しいものの、利用率は改善傾向にあることなどが報告された。一方、ANA側からは、公的資金を機材購入などの設備投資に充てることや、両社の経営条件に不公平が生じる可能性に対して懸念が示された。

 また竹内氏は、ハブ(拠点)空港化をめざす羽田空港の新管制塔なども視察。終了後、竹内氏は「JALの赤字体質の改善とともに、早急な再建計画の策定が必要」と述べた。

つづく

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