【12.21公明新聞記事】竹内氏ら視察 漁業関係者の要望聞く

公明党京都府本部の竹内譲代表(衆院議員)は20日、大型のエチゼンクラゲによる漁業被害を調査するため京都府京丹後市を訪れ、丹後町漁業協同組合の佐々木新一郎組合長ら、関係者から状況と要望を聞いた。府議会と京丹後市議会の公明党議員が同行した。

写真】間人(たいざ)漁港で漁業関係者から要望を聞く竹内氏ら=20日

関係者によれば、今年は12月に入ってもなおエチゼンクラゲが大量に襲来し、1 000を超える個体が定置網に入り、網が破れたり毒で魚の品質が落ちる甚大な被害が発生。さらに、ズワイガニの底引き網に入る、これまでになかった被害も加わり、損失は年々拡大しているという。

佐々木組合長らは、「クラゲによる一部操業停止などで近年、漁獲高が半減している。漁業共済制度は直近の収入が基準になるため、満足な額の補償を受けられない。掛け金への補助をお願いしたい」と要請。また、魚価低迷により漁船などの設備投資ができない状況を説明し、経営への支援も求めた。

これに対し竹内氏は、「公明党は生活の基盤である農林水産業を重視している。しっかり取り組みたい」と答えた。

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