【2012/6/2公明新聞】政府の主体的行動必要 拉致問題で参考人

参考人に対して質問する竹内氏=1日 衆院拉致特委

【写真】参考人に対して質問する竹内氏=1日 衆院拉致特委

 衆院拉致問題特別委員会は1日、参考人質疑を行い、公明党から竹内譲氏が質問に立った。

 竹内氏は北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の増元照明事務局長らが5月に訪米し、米政府高官らと会談したことに触れ、米国の拉致問題解決に向けた取り組みについて、印象を聞いた。

 増元氏は、度重なる訪米で解決へ協力要請しているものの、米側の具体的な動きがないことに不満を示し、「日本が主体的に被害者救出に動くべきだ。そこに米国を巻き込んでいくことが重要だ」と訴えた。

 また増元氏は、キャンベル米国務次官補が拉致問題と国際結婚が破綻した日本人が子どもを連れ帰る問題を同一視する発言をしたことに対し、強く抗議したことも報告した。







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