【1.11公明新聞記事】アジア・太平洋議員フォーラム(APPF)で議長務める

APPFの本会議で議長を務める竹内氏=10日 東京国際フォーラム

【写真】APPFの本会議で議長を務める竹内氏=10日 東京国際フォーラム

 27ヶ国の国会議員の代表が集った第20回アジア・太平洋議員フォーラム(APPF)が10日、都内で行われ、日本代表団として公明党から竹内譲衆院議員、加藤修一参院議員が参加した。

 APPFはアジア・太平洋地域の議会人による対話を強化し、同地域の平和と安定に貢献することを目的に、1993年に設立された。

 「文化、教育及び人的交流の促進に関する決議案」を扱った同日午前の会議で意見表明した加藤氏は、知識・技術に偏重した実利主義に陥りがちな現代の教育について、「本来の人間のあり方を明らかにし、それを子どもたちに伝える『人間教育』へと転換すべきだ」と主張。

 今後のアジア・太平洋地域の更なる発展と、国際平和への実現へ、各国議会でも文化・教育・人的交流を促進させる政策の具体化が求められるとの考えを示した。

 一方、竹内氏は、政治・安全保障、経済政策に関する会議の議長を務め、①地域における平和及び安全保障の強化②朝鮮半島情勢③テロリズム、違法薬物取引及び組織犯罪との闘い④中東及び北アフリカ情勢⑤世界経済の不均衡と持続可能な成長⑥エネルギー安全保障・食料安全保障⑦経済連携及び自由貿易の推進――等について、各国からの意見を聴取した。







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