【10.25公明新聞記事】北朝鮮に厳しい制裁が必要=衆院拉致特委=

玄葉外相に質問する竹内氏=24日

【写真】玄葉外相に質問する竹内氏=24日

 24日の衆院拉致問題特別委員会で公明党の竹内譲氏は、拉致問題の解決に向けた米国、韓国、ロシア、中国との連携強化などに関して政府の見解をただした。

 竹内氏は、米国のブッシュ前政権が、北朝鮮に対する金融制裁やテロ支援国家指定を解除した問題に触れ、「わが国は米国に、再び金融制裁とテロ国家指定を再指定もらうよう踏み込むべきだ」と迫った。

 これに対し玄葉光一郎外相は「米国の判断だ」と述べるにとどまった。

 また、竹内氏は、2008年8月の日朝実務者協議で北朝鮮が約束した拉致被害者の再調査がいまだに履行されていない現状に関し、「より厳しい制裁が必要だ」として、北朝鮮への送金や渡航の全面禁止を訴えた。







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