【7.21公明新聞記事】竹内氏討論、2次補正予算が衆院通過

衆院本会議で討論する竹内氏=20日

【写真】衆院本会議で討論する竹内氏=20日

 衆院は20日、本会議を開き、東日本大震災の被災者支援策などを盛り込んだ総額約2兆円の2011年度第2次補正予算案を与党と自民、公明両党などの賛成多数で可決し、参院に送付した。

 本会議で賛成討論に立った公明党の竹内譲氏は、第2次補正予算案について「菅首相の延命のための思いつきによって、極めて限定的かつ小規模な内容」と強調。

 中途半端な第2次補正予算案の編成で、結果として本格的な補正予算の編成が遅れることについて「誠に遺憾。政府・民主党は、率直に反省すべき」と指摘した。

 一方で「規模、内容を含め不十分なものの、復旧・復興に向けて切れ目なく対策を講じていく観点から、速やかな成立を図るべき」と賛成の理由を述べた。

 また、竹内氏は、福島県内外の放射線対策や被災者生活再建支援金に関する予算の積み増し、二重ローン問題対策予算の計上などを評価した上で「迅速かつ適切な執行がなされるよう強く要望する」と訴えた。






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